沖縄・グスク巡り<2日目> [お出かけ]
幸地グスク→伊祖グスク→新垣グスク→中城→勝連城まずは豊見城市、「保栄茂(びん)グスク」を目指しました。
ここ、実は1日目の1つ目で見つからなくて諦めたところです。
地図には載っていません。
情報だけを頼りにアタリをつけて行ってみたものの、らしきものも案内も見つからず。
近くで農作業をしていたおじさんに聞いてみれば
「そんなのこの辺にはないよ」
と、言われる始末。
車の轍がギリギリな道幅の農道を上ったり下ったりしてみたものの
まったく見つかる気配も無いので、諦めて次へ行く事にしました。
場所は飛びまして西原町、「幸地グスク」です。
遠くからでも良く分かる、象徴的な木。
高台で、何だかすがすがしい所でした。
車が何台か停まっていて、
車中ではおじさんが昼寝をしていました。
のどか~~
そして浦添市、「伊祖グスク」です。
広い伊祖公園の一角にあります。
いい感じの鳥居までの道。
ここも、城跡というより神社、拝所の趣き。
一番奥の方まで行ったどん詰まからの展望。
公園も含めて、もしかしたらお弁当を持って、
ゆったりと半日は過ごせるんじゃないかと思える感じのグスク公園でした。
でも、帰り際、こんな看板を発見。
注意は怠れないですね!!
それから中城村へ。「新垣グスク」です。
ここへはかなり迷いました~。
やっぱりガイドブックレベルの地図じゃ載ってないから・・・
やっと見つけた案内標。
歴史の道なんてシリーズ、あったんだ・・・。
道路から、こんな感じで入って行けます。
こーんな感じの遺跡です。
ここ、何だろ~~??
案内を見ると、色々な使われ方をしていたらしきことが分かるのですが、
とりあえず、右下の「新地」部分らしき所は・・・
こんなかんじ。
もう、ただのジャングルでした。
歩道もこんなかんじ。
でも、こういう雰囲気が好きで、グスク巡りにはまったのです。
時間に余裕があって、まだ緑が少ない時期だったら、
もう少し探索してみたいグスクでありました。
次は、「新垣グスク」のすぐそば、世界遺産の「中城城跡」です!
やっぱり、ガイドブックにも必ず載ってるし、
世界遺産だし、有料だし・・・規模が違いますね!
城門。ここから城郭へ入ります。
・・・って、順路が裏門から入る事になってるんですね。
当時の人たちも、こんな急な階段を昇り降りしていたのでしょうか・・・。
ちょっと見下ろすと、下にチチンガー(井戸)のある茂みが見えます。
一の郭から二の郭を望む。
高い所は気持ちが良いなあ。
色々ありそうで、特に何も無い一の郭。
いや、跡としては色々あるにはあるようで。
(触手が動かなかったらしい)
奥には拝所もあります。
けど、二の郭の一角にも、城郭の前の広場の一角にも拝所がありました。
一体、1つの城にいくつの拝所があるんだか?
当時の人たちの信心深さの現れでしょうか。
ふと、青年たちが海を眺めているのが妙に絵になっていたので
撮ってみちゃいました。
んんん、青春だ。
ふと、敷地の奥を見ると、なにやら妙な建物を発見!
よくよく見ると、人が登ってるのです。
気になるので、近寄ってみました。
廃墟です。
1枚目の写真の左奥の方では、
老若男女が集まって座り込んで食事をしていました。
そういえば、この日は清明祭だとかで、
あちこちのお墓で一族らしき集団が各々のお墓の前で飲み食いしているのを見かけました。
でも、ここは墓じゃないよなあ・・・?
気になって、中城グスクの案内所で「奥の廃墟は何ですか」と聞いてみた所、
あれは、中城が世界遺産になるとかいう辺りの頃に、
どこかの業者が勝手にホテルを建てたらしいのだけど、
ここの景観にそぐわないだかで行政と長年もめて、結局取り壊しが決まった、というものらしいです。
でも、決まっているけど、まだ施工されていないまま、
地元の人の遊び場になってしまっているようです。
そんなわけで、ある意味貴重なものを見物できたのでした。
しかし、すごいセンスの建物だよなあ。
さてさて、2日目最後に、1番好きなグスク。
うるま市、「勝連城跡」です。
前にも行った事あるのですが、好きだからまた来ちゃいました。
見学に体力の要るグスクであります。
最初の登りの長い傾斜(駐車場から)がキツイのです~~~(体力ないからね)
やっとこさ、階段を登りつめて城門のらしき所にたどり着いたら
真っ先に目に入ったカラフルなもの・・・。おぱんつ。
どんな経緯でこのような事に・・・?
ま、そんな事はどうでも良いのですが、
やっぱり勝連城は良いですね~~。
規模は中城や座喜味城などと比べると抑え目なかんじですが、
縦に!!縦にすごい事になっているところが大変な魅力です。
力強い印象の城跡ですね。
それから、こんな所まで行かせてくれちゃう気前の良さ。
下の方に写っているのが自分の足です。
誰か落ちたら、もう立ち入り規制されちゃうだろうから、
来る度に、「誰も落ちることなく、無事今日まで!」と思わずにはいられません。
これからも、誰も落ちませんように。
ところで、横ではなにやら築城中でした・・・。
次に来たら、何か増えているのだろうか?
そんなこんなで、最後に古宇利大橋の袂のビーチで
今日の太陽を見送りました。
<3日目>へつづく
ここ、実は1日目の1つ目で見つからなくて諦めたところです。
地図には載っていません。
情報だけを頼りにアタリをつけて行ってみたものの、らしきものも案内も見つからず。
近くで農作業をしていたおじさんに聞いてみれば
「そんなのこの辺にはないよ」
と、言われる始末。
車の轍がギリギリな道幅の農道を上ったり下ったりしてみたものの
まったく見つかる気配も無いので、諦めて次へ行く事にしました。
場所は飛びまして西原町、「幸地グスク」です。
遠くからでも良く分かる、象徴的な木。
高台で、何だかすがすがしい所でした。
車が何台か停まっていて、
車中ではおじさんが昼寝をしていました。
のどか~~
そして浦添市、「伊祖グスク」です。
広い伊祖公園の一角にあります。
いい感じの鳥居までの道。
ここも、城跡というより神社、拝所の趣き。
一番奥の方まで行ったどん詰まからの展望。
公園も含めて、もしかしたらお弁当を持って、
ゆったりと半日は過ごせるんじゃないかと思える感じのグスク公園でした。
でも、帰り際、こんな看板を発見。
注意は怠れないですね!!
それから中城村へ。「新垣グスク」です。
ここへはかなり迷いました~。
やっぱりガイドブックレベルの地図じゃ載ってないから・・・
やっと見つけた案内標。
歴史の道なんてシリーズ、あったんだ・・・。
道路から、こんな感じで入って行けます。
こーんな感じの遺跡です。
ここ、何だろ~~??
案内を見ると、色々な使われ方をしていたらしきことが分かるのですが、
とりあえず、右下の「新地」部分らしき所は・・・
こんなかんじ。
もう、ただのジャングルでした。
歩道もこんなかんじ。
でも、こういう雰囲気が好きで、グスク巡りにはまったのです。
時間に余裕があって、まだ緑が少ない時期だったら、
もう少し探索してみたいグスクでありました。
次は、「新垣グスク」のすぐそば、世界遺産の「中城城跡」です!
やっぱり、ガイドブックにも必ず載ってるし、
世界遺産だし、有料だし・・・規模が違いますね!
城門。ここから城郭へ入ります。
・・・って、順路が裏門から入る事になってるんですね。
当時の人たちも、こんな急な階段を昇り降りしていたのでしょうか・・・。
ちょっと見下ろすと、下にチチンガー(井戸)のある茂みが見えます。
一の郭から二の郭を望む。
高い所は気持ちが良いなあ。
色々ありそうで、特に何も無い一の郭。
いや、跡としては色々あるにはあるようで。
(触手が動かなかったらしい)
奥には拝所もあります。
けど、二の郭の一角にも、城郭の前の広場の一角にも拝所がありました。
一体、1つの城にいくつの拝所があるんだか?
当時の人たちの信心深さの現れでしょうか。
ふと、青年たちが海を眺めているのが妙に絵になっていたので
撮ってみちゃいました。
んんん、青春だ。
ふと、敷地の奥を見ると、なにやら妙な建物を発見!
よくよく見ると、人が登ってるのです。
気になるので、近寄ってみました。
廃墟です。
1枚目の写真の左奥の方では、
老若男女が集まって座り込んで食事をしていました。
そういえば、この日は清明祭だとかで、
あちこちのお墓で一族らしき集団が各々のお墓の前で飲み食いしているのを見かけました。
でも、ここは墓じゃないよなあ・・・?
気になって、中城グスクの案内所で「奥の廃墟は何ですか」と聞いてみた所、
あれは、中城が世界遺産になるとかいう辺りの頃に、
どこかの業者が勝手にホテルを建てたらしいのだけど、
ここの景観にそぐわないだかで行政と長年もめて、結局取り壊しが決まった、というものらしいです。
でも、決まっているけど、まだ施工されていないまま、
地元の人の遊び場になってしまっているようです。
そんなわけで、ある意味貴重なものを見物できたのでした。
しかし、すごいセンスの建物だよなあ。
さてさて、2日目最後に、1番好きなグスク。
うるま市、「勝連城跡」です。
前にも行った事あるのですが、好きだからまた来ちゃいました。
見学に体力の要るグスクであります。
最初の登りの長い傾斜(駐車場から)がキツイのです~~~(体力ないからね)
やっとこさ、階段を登りつめて城門のらしき所にたどり着いたら
真っ先に目に入ったカラフルなもの・・・。おぱんつ。
どんな経緯でこのような事に・・・?
ま、そんな事はどうでも良いのですが、
やっぱり勝連城は良いですね~~。
規模は中城や座喜味城などと比べると抑え目なかんじですが、
縦に!!縦にすごい事になっているところが大変な魅力です。
力強い印象の城跡ですね。
それから、こんな所まで行かせてくれちゃう気前の良さ。
下の方に写っているのが自分の足です。
誰か落ちたら、もう立ち入り規制されちゃうだろうから、
来る度に、「誰も落ちることなく、無事今日まで!」と思わずにはいられません。
これからも、誰も落ちませんように。
ところで、横ではなにやら築城中でした・・・。
次に来たら、何か増えているのだろうか?
そんなこんなで、最後に古宇利大橋の袂のビーチで
今日の太陽を見送りました。
<3日目>へつづく
2日目は古宇利島まで行かれたんですね。
あそこにも古宇利グスクがあります。
石垣などの遺構はありませんが、
古宇利大橋から左に700mほど行った海側の岩場になります。
今帰仁村のウッパマビーチから古宇利島のある一帯は
沖縄で一番好きな海です。
古宇利島に行く途中の屋我地島にも、
べしなみさんが素通りした道路沿いにグスクが3ヵ所あります。
中城城跡の中城湾側に道を隔てた山の頂部に
中城城主だった護佐丸の兄が築いた台グスクがあり、
その中腹に護佐丸の墓があります。
一説によると沖縄で一番古い亀甲墓だそうです。
by ディクタボーイ (2009-06-02 18:14)
古宇利島へはかなりの強行でした。
17時に勝連城を出発して高速使って、
夕日が沈む15分位前に古宇利島着!という感じです。
今回の旅は北限を勝連城という事にした中での唯一の観光!
というつもりで割り切って行ったのですが、
古宇利大橋のたもとの公園で、
地元の中学生が作った、ベニヤに書かれた古宇利島マップに
「古宇利グスク」なんて書いてあるのを見て
ここにもあったかー!!と、またグスクスイッチが入りそうになりました。
でも、その時点でもう真っ暗でしたが・・・。
ホントにあちこちにありますね、グスク。
屋我地島は派手に素通りしちゃいましたよ!!あああ~
うう~最古の亀甲墓・・・
帰りは今帰仁側からぐるっと回って南下したのですが、
ウッパマビーチ・・・真っ黒でしたが、
また行く機会があったらしっかり見てきたいですね。
次は今帰仁や名護辺りを拠点に徘徊してみたいです。
(今回は那覇拠点です)
一応、9年前に8泊9日で沖縄一周一人旅で
ざっくり全体は廻った事あるのですが、
何度来ても飽きないですね、沖縄。
ちなみにグスクの魅力に目覚めたのは2年前の旅行でなのです。
by べしなみ (2009-06-04 01:32)