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太陽の有難さを実感してみる。 [空模様]

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朝起きて、分厚い雲に覆われた空を見てすぐさま諦めはしたのです。

でも、テレビで上海の、天気は最悪ながらも真っ暗になる瞬間を観て激しくときめいてしまい、
太陽自体は見れなくても、食分0.7以上の東京でも少しは暗くなろう事に期待を転化させ、
南南東あたりの空に向けて三脚カメラを設置して、最大に欠ける時間の前後10分間を
動画撮影したりしてみました。

でも、まだPCでは確認していないのですが、
デジカメの画面で見た感じでは、多分ほとんど変化無かったと思います・・・。

まあ、よく考えたら、真っ暗になった上海でも、
暗くなったのは食分0.9以上になった時間のあたりだったみたいなので
晴れていても、東京じゃそんなに暗くはならなかったんでしょうね。
ちょっと、お祭り気分に乗せられちゃいましたな。


それにしても、現代人は楽しめる皆既日食も、
原理を知らない昔の人にはホントに恐怖だっただろうなあ、と
上海や悪石島の映像を観ると実感します。

太陽がすっぽり月の後ろに収まってしまうだけで
あんなに真っ暗闇(雨雲のせいも加味されての暗さなんでしょうけど)になってしまうなんて、
ちょっとずれただけで、明るさが復活するなんて、
太陽って、ホントにすごいエネルギーなんだなあ・・・


そういえば、ふと思い出したのですが、
高校生の頃に選択していた地学のあるときのテストで、
最後に点数には関係ない設問があったのですが。

『この宇宙に、私達の地球のような生命体のいる天体はあると思うか?』

当時は未来は明るい(?)高校生でありましたし、
なんせこの広い宇宙の中になら、1つや2つ、地球のような生命体のいる星があったって
おかしくないじゃないか!と、意気揚々と意見を書いてテスト用紙を提出したのですが、
後日、地学の担当の先生に呼び出されて、

「先生はな、地球はものすごい偶然の積み重ねでできた星だと思うんだ・・・云々」

だから他に生命体のいる星は考えにくいんだ、と、
切々と説得されたものでした。
だったらあんな設問作るなよなあ。

結局、こっちも意地になって最後に
「絶対いると思います!!」と言い切ってその場を後にしたような。
先生も
「まあ、じゃあ、知的な生命体にまで進化しうる環境だったのは
地球だけだった、ということなら納得しよう」と締めくくっていたような。
他の人も呼び出されたのかどうかは知りませんが、
今思い出してみても、あれは何のセッションだったんだろう?

いや、その先生は話も面白いし、目線が若々しいし
とても良い先生で好きでしたよ。

・・・ってああ、脱線した話がまた長文になってしまいました。


とりあえず、日食は2012年の金環日食を楽しみにしておくとしましょうか。

タグ:天文
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